ダイビング耳抜きのヒヤリハット〜耳抜き編〜

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ダイビングを始めてから、耳抜きってこんなに大変なんだと痛感しました(゜-゜)
普段の生活で耳抜きをするのは、飛行機の離陸・着陸や車で中央道を走っている時などでした。

ダイバーでも多くの人が耳抜きに苦労しますよね。。中には全く苦労しないダイバーの方もいて、羨ましいです。。

ダイビングを始めてから知ったのですが、私は耳管が狭いらしく、ライセンス取得後は耳抜きで苦労しました(-_-;)今回はその耳抜きが原因でヒヤリとしたダイビング経験と、今となって振り返ればあの時こうしておけば良かったということを書きたいと思います。

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耳抜きを甘くみてはいけない

私が耳抜きで怖い思いをした経験談をいくつか書きます。

ダイビングポイントは大瀬崎
台風でほとんどのポイントに潜れず、大瀬崎の湾内なら潜れるというので行きました。
当時はまだ50本ほどしか潜っておらず、無理しなくていいのに潜りたい欲が強かったです(´∀`)

大瀬崎に到着すると沢山のダイバーさんが来ていました。私はショップのツアーで行っていましたが、ランチに間に合わせるためにインストラクターがエントリーを急がせました(;^ω^)
その日のお客さんはダイブマスターの男性と私の2人。
エントリーすると、台風の影響もあり水が濁っていました。
なんだか緊張していた私は気持ちが落ち着くことなくエントリーしました。

インストラクターとダイブマスターの2人はどんどん潜降していきますが、この日は台風で気圧の影響もあってか耳抜きがうまくいきません。
キーンという音がして頑張ってもなかなか耳が抜けません。
あーダメだーと思いながらも少しずつ耳抜きをしなんとか着いて行きました(; ・`д・´)

水底で一度落ち着こうと思い、着底したところ2人はどんどん進みます。
水の濁りで透明度が悪く視界が不良なため、私のドキドキはおさまらず、2人の姿も見えなくなり身体が動かなくなってきました。

その場で私は1人になり、目の前の視界がどんどん狭くなり、急に鼓動が速くなり、呼吸が苦しくなってきたのです。

あまりに怖くなり、苦しくて私は緊急浮上しました。潜降して10分後くらいだと思います。
浮上すると妙に安心してしまい、水面を泳いで帰ろうとしたところ。
追いかけてきたインストラクターに水中に戻され、ダイビングを継続しました。

急浮上すると減圧症になる恐れもあるため、水中に戻しダイビングを続行したのだと思います。

戻されてからはゆっくり泳いだので怖さはなくチーム一緒にエキジットしました。

陸に上がり、横になりしばらく安静にして、幸い身体に不調はなかったので帰ることになりました。

着替えをしてビックリしたのですが、あまりの怖さにドライスーツの空気を調整しておらず、身体にミミズ腫れのような跡がついていました。

慣れてきた時が1番怖い

私がヒヤリとした日は、都市型ショップでダイビングに行っていました。普段一緒に潜っていると慣れてあまり振り返らないのか、インストラクターに不調を伝えるタイミングがありませんでした。

都市型ショップは普段一緒に潜る分、自分の癖なども分かってくれるから安心な反面、あまり注意せずに行ってしまうのも怖いなと思いました。

自分のことは自分で守る

まだダイビングを始めて間もない時は、とにかく無理して着いていっていましたが、そんなことしてはいけません。

耳抜きが不調になる原因には、睡眠不足や体調不良があげられます。ダイビング前はきちんと睡眠をとりましょうと言われますが、朝は早いし移動の車で寝れないしだと、どうしても睡眠不足になりますよね。

自分のことは自分で守るしかないので、まずは寝不足なことをインストラクターに伝えておくこと。そして、本当に大丈夫じゃないならOKサインを出さないこと。

周りの人に悪いとか気にせずに、緊張してるなとか普段と違うことを感じたら必ずインストラクターに待ってもらうジェスチャーを示すことが大切です。

水中ライトが役に立つ

伊豆や千葉の海は透視度がそれほど良くない場合が多いです。3m先も見えないなんてこともしばしば(;・∀・)

特にビギナー時代は砂を巻き上げやすいので、自分が動くと視界が悪くなったりします。

ビギナー時代から、水中ライトは早めに持っておいて何かあったらライトを振るなどして周りに知らせるのもいい手かもしれません。

私は、神子元などの海に行く時は、ライトを自分の場所を示すためもに使っています。

水中ライトはナイトダイビングの時に必須となりますが、あまり透視度の良くない海に潜る場合は持っておくと生物を探すのはもちろん、トラブルがあった時に伝える手段にもなります!

大丈夫だろうは大丈夫ではない

ダイビングはとても楽しいスポーツですが、危険なスポーツでもあります。大丈夫だろうでいくと大変な事になる可能性が高いです。

私は、大丈夫でしょという人ほど信用しません( ̄∇ ̄)リスクを回避するには自分で自分の身を守るしかないですね!

この時のダイビングで怖い思いをしてから、私はスキルアップのためにレスキューダイバーを目指すようになりました!

ダイビングは楽しいスポーツ

ダイビングは本当に楽しいです!私は何度もダイビングに救われてきました。これからも楽しくダイビングを続けていくために、自分が経験した怖い体験を残して、同じ思いをしないようにしていきたいと思います(^ ^)

皆さんのダイビング人生が素敵なものになりますように!

耳ぬき(耳抜き)ってなに? 耳ぬきのやり方、必要性と危険性|【連載】耳ぬき不良は治る!|Marine Diving web(マリンダイビングウェブ)
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