ヒヤリハット体験事例:ちょっと気をつけた方がいいダイバーさん

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ダイビングは日常では見ることのない景色を見ることができる、とても素晴らしいスポーツです!ただ、空気のない海の中で空気を吸い込むレギュレーターやマスクを外されそうになったら(; ・`д・´)

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自分の身は自分で守る!

ダイビング中にヒヤリとする場面は潮の流れや生物はもちろんですが、一緒に潜るダイバーさんにも気をつけないといけない場合もあります。

中には自由奔放に動き回っているダイバーさんもいます。

海の中では誰もが動きが制限されます。何千本潜っているインストラクターさんでさえ、勝手な動きをされたら守りきれない場合もあります。

ダイビングも自分の身は自分で守らないといけない!と強く感じたヒヤリハット事例です。

レギュレーターを持っていかれそうに⁉︎

私が都市型ダイビングショップで潜っている頃のことです。ショップのダイビングツアーはその日にはじめましてで会う人とも潜ることがあります。

水泳が得意というそのダイバーAさんはダイビングのライセンスを取得して間もないファンダイビングでした。

私もまだ50本程度しか潜っていなかったので、自分のことにも余裕がない頃で必死にガイドについて泳いでいた時、急にレギュレーターが引っ張られ口から半分出てしまったのです(;^ω^)

原因はダイバーAさんが平泳ぎのように手を使って泳いでいたので、その時にダイバーAさんの手が私のレギュレーターにあたり、引っ張られたようでした。。

幸い、すぐにリカバリーしたので大事には至らなかったですが、ヒヤリとしました。。

フィンやタンクをつかまれパニックに

その日の2本目、私はマスクの曇り止めがうまく効かず、マスクが曇ってしまっていました。ダイバーAさんからは少し距離をとり泳いでいましたので、ダイビング中は特に何もなく、安全停止中に2度目のヒヤリハットが起きたのです⁉︎

安全停止しながら岩場で生物を探していた時、急にフィンを引っ張られました(; ・`д・´)

え?何?と思ったら次はタンクをつかまれて水面に引き上げられそうになったんです(; ・`д・´)

焦った私は急いで岩を掴み、海の中に留まりました。

ダイバーAさんは安全停止中に浮上しそうになり、慌てて何かに掴もうとして私のフィンとタンクを掴んだようでした。

やっとインストラクターが気づき、ダイバーAさんのお世話をし始めましたが、私はかなり怖くて必死に岩に掴んだままでした( ;∀;)

この2件があってから、ダイバーAさんと潜る時は少し距離を取り、Aさんがどこにいるのかなるべく把握して潜るようにしました(^^;;

ダイビング中に下から頭突き

私のダイビング本数も150本を超えた頃、エンリッチのSPを取ることにしました。その時に起きたヒヤリハットはダイバーBさんによるものでした。

エンリッチの勉強をし、中層をゆっくり泳いでいた時のこと。その日のダイビングチームはダイバーBさん以外は同じ深度で泳いでいたのですが、Bさんだけはチームよりも5mほど深く泳いでいました。

ダイバーBさんはうまく中性浮力を取れていなくて、フラフラしながら泳いでいたのです。

私もインストラクターの深度に合わせるのに必死だったので周りを見る余裕がなく、とにかく前だけを見て泳いでいました。

20分ほど泳いでエキジット方面に向かい始めた頃、急に私の顎に激痛がはしりました(゚д゚)!

ダイバーBさんが急に浮上をし、インストラクターの元に泳いだのが原因でした(・・;)

ダイバーBさんの急浮上の原因はエアの減少でした。チームよりも深く潜っていたので早くエアが減ったのです。

エアの残りが少なくなり、焦ってインストラクターに伝えようとダイバーBさんが急浮上したところに私が泳いでいたのです(・・;)

私の身体がのけぞるくらいの衝撃で、後ろからついてきていたアシスタントインストラクターの人も焦って私のところに来ました。

幸い、私のマスクもレギュレーターも外れることはなかったので大事には至りませんでしたが、ダイバーBさんと潜る時も距離を置くようにしました。。

そのダイビングでも、明らかにダイバーBさんはチームよりも深く泳いでいたので、エアが減るのが早いことは誰でも分かっていました。Bさんがずっと下を泳いでいるなら、インストラクターがチームと同じ深度になるように促したり、もう少しBさんに合わせたダイビングを計画するべきだったのだと思います。

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バディの近くで潜れるように

ここまで3つのヒヤリハットを紹介しましたが、私がすぐに落ち着けたのはバディの近くで泳いでいたからです。

バディがすぐ近くに居たし、アシスタントインストラクターも近くに居たので冷静を取り戻すことができました。

例えば学生時代の遠足などでも遠足場所に向かう際、みんなで列をつくって向かっている中、勝手にあっちこっち行く生徒が居たら先生も仲間もその生徒に気がいってしまいます。

遠足中に勝手な行動をして居なくなってしまったり、事故を起こしてしまったら学校に大変な迷惑がかかります。

ダイビングもバディの近くやチームの近くで泳ぎ、ルールを守りながら楽しむからチームみんなが笑顔で安全潜水できるんだと思います(⌒▽⌒)

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自立したダイバーに

ダイビングもいつも同じ人と潜れば安心ですが、稀にちょっと危険なダイビングをする方と潜る場合もあります。

本来はインストラクターが指導をして危険がないようにするのですが、私が卒業したダイビングショップは言いやすい人には言う方針だったので、ダイバーAさんダイバーBさんは注意されていません(;^ω^)

結果、しばらく2人とも自由奔放ダイビングをしていました。。

ヒヤリとした私も特に伝えなかったので、本人たちは私がヒヤリとしたことは知りません。。

私がきちんと伝えることができたなら良かったのですが、当時は言えませんでした。。

幸い何事もなかったので良かったですが、中層でマスクやレギュレーターが外れていたらと想像したらとても怖いです。。

今考えたら、ダイビングツアー中にヒヤリとするお客さんが居たなら、そのダイビングショップはちょっと問題なんですよね。

次はそんなことが起こらないように、問題点を洗い出し、全員が楽しめるダイビングツアーにする、そんなお店ではなかったので私はそのダイビングショップからは卒業しました(´∀`)

今ではダイビングを心から楽しめていますが、ヒヤリハットを経験し、自分の中でダイビング中に起こりうるヒヤリハットの事例を経験できたので、慎重にダイビングを楽しめるようになっていると思います。

何事もなかったから言えることなので、このダイバーさんの動き、ちょっとおかしいかなと思ったら、なるべく近づかないことにしましょう!

命に関わるような思いをしたら、トラウマになってダイビングが怖くなってしまいます。

どうしても、都市型ダイビングショップで潜っていると、ショップにお任せというダイバーになってしまいそうでした(;´Д`)

ダイビングショップやインストラクターにお任せではなく自分の身は自分で守るんだ!という意識でダイビングに向かうようにすることで、セルフダイビングも楽しめるダイバーになれると思います(*^◯^*)

自立して大好きなダイビングを心から楽しみたい!!と強く思っていたら、インストラクターの資格を取っていたのがJollyでございます(ノ´∀`*)

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