神子元でダイビングをするための必須スキルとは

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都内近郊でダイビングを続けていると、神子元ダイビングするのを目標に!と言われ始めますよね!
ダイビングを始めたころは神子元の魅力は分からなかったけど、今では毎月でも神子元に潜りに行きたいJollyです!(^^)!

神子元ダイビングをするときにどんなスキルが必要なのかをまとめてみました!

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神子元って何なの⁇

Jollyがダイビングのライセンスを取得した頃、海からダイビングショップに戻ってくるとダイビングショップにはベテランダイバーさん達が集まっていました。

ベテランダイバーさん達は、「神子元でハンマー出てるねー」などと話しが弾んでいて、私は何の話か分からずキョトンとしていました。「いつか一緒に神子元に行こうね!」とか、「俺が神子元に連れて行ってやるよ」とか話しかけられた私は、神子元って何なんだ⁇と思って聞いていました。

神子元は潮の流れが速く、大物に遭遇できる海で中層をひたすら泳ぐからそれなりにスキルが必要なんだよーと教えてもらいました。

その時の私は、アドバンスまで取ったらダイビングショップからは卒業しようと思っていたので、神子元の話しも『へー、そんな海もあるんですねー』くらいに聞いていました^_^

ダイバー仲間と神子元に行きたい!

アドバンスまで取得した頃、ダイビングショップに仲良くしてくれるダイバー仲間ができ始めました。ダイバー仲間と一緒の海に行きたい!と思うようになった私は少しずつレベルの高い海を目指すようになっていきました( ´ ▽ ` )

まずは西川名伊豆海洋公園などを楽しめるように。そして、フリー潜降ができるように。

ボートダイビングでも安定の悪いボートの上でも器材セッティングができるように。少しずつゆっくりとダイビングのスキルアップをしていきました。

潮の流れを感じた三宅島

私が初めて潮の流れを感じたのは、三宅島弁慶というポイントでした。三宅島ツアーに初めて参加したのは50本目前の頃。
ドリフトダイビングなんて全くやったことのない私は、弁慶に潜れるかも!!とみんながワクワクしているのを横目に、弁慶ってなんだ??とボーっとしていました。

チームの反応や船長の話を聞いていると、私みたいに潜降が苦手なダイバーにはかなりハードルの高いのがその日は潮の流れが速い弁慶というポイントでした。

覚悟を決めて潜った私は、流れの中、根と根を渡りチームに必死についていきました。
安全停止中はバイブレーションにはまり、耳抜きも追いつかず、あっという間のアドベンチャーなダイビングを経験しました。

弁慶での激流ダイビングを終えてボートに戻ると、ホッとしたからか涙が出ていました。(笑)

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先輩ダイブマスターさんのようになりたい!

三宅島では、先輩ダイブマスターさんにかなりお世話になりました。
とにかく先輩ダイブマスターさんの近くを泳ぎ、アイコンタクトをしてなんとか戻ってこれたと思っています(^^)

三宅島のダイビングで刺激を受けた私は、ダイビングのスキルアップをすることに夢中になりました。
千葉県の西川名というポイントに通い、伊豆海洋公園で中層を泳ぐ練習をしました。
私も助けてくれた先輩ダイブマスターさんのように海を楽しんでダイビングができるようになりたい!

そして、その先輩ダイブマスターさんも大好きだという神子元にいつか行くんだという目標ができたのです。

西川名の海はこちら↓で紹介しています♪

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神子元ダイビングの必要なスキルは何だろう

当時、ダイビングショップのインストラクターからはまだ神子元で潜るスキルはないと言われていました。でも、具体的にどういうスキルが必要かという話をしてもらったわけでなく、あるダイブマスターのように潜れるようになれたら行けるよと言われていただけでした(;’∀’)

神子元は、潮の流れが速くなる海です。それはどんなに経験値の高いインストラクターにも何が起こるかわからない、ダイナミックでとても楽しい海ですが、危険な海でもあります。
自分のことは自分で対処でき、他のダイバーさんにも気を配れるくらい余裕があるほうが神子元の海を楽しむことができます。

神子元ダイビングをする目的は、ハンマーヘッドシャークの群れを見る!やカンパチなどの群れに遭遇する!など大物と出会うことがあります。
ハンマーヘッドシャークやメジロザメなど、大物に出会うために神子元でのダイビングはとにかく泳ぎます。

例えばマラソン大会に出場したい!と言っても、普段まったくトレーニングをしていない人が明日いきなりフルマラソンを完走するのは難しいですよね。
フルマラソンを完走するには、日々数キロからでも走れるようにして、まずは最も距離が短いマラソン大会に出場してみるなどして、徐々に距離を伸ばしていきます。

ダイビングも同じように、神子元でのダイビングを楽しむために、最低でも以下のスキルはできるようになっていたほうがいいです。

ダイビングのセッティングが1人でできる
フリー潜降ができる
中世浮力がとれる
浮上がスムーズにできる
NDL(No Decompression Limit)の管理ができる
残圧の管理ができる

上に書いたように、インストラクターは生物を探したり、潮の流れを把握したり、トラブルを回避するために神経を使っています。インストラクター任せではなく、バディやチームと意思疎通ができ、まとまって泳げるようにならないといけません。
こちら↓で書いたような自由奔放ダイバーさんだとロストをしたりチームに迷惑をかけてしまう可能性がありますね(;’∀’)

必要なスキル解説!

ダイビングのセッティングが1人でできる
神子元ダイビングをするダイバーさんは基本的なことはできるという認識を持たれています!
なので、手助けなく落ち着いてダイビングのセッティングができることが必要です。
気を付けたいのが、Oリングに傷がありエアーが漏れているのに気づかないことです。
ボートの出船前にセッティングを済ませることが多いですが、必ずエアー漏れがないかも確認してください!同時に、レギュレーターやオクトパスからもエアー漏れがないかの確認も忘れずに!

フリー潜降ができるようになる
神子元潜降フリー潜降です。ロープなどないので、自分自身で中性浮力をとりインストラクターやチームから離れないようにまとまって潜降していく必要があります。
落ち着いてインストラクターやバディやチームから目を離さないように潜降しましょう!

中世浮力がとれるようになる
神子元は根につかまってハンマーヘッドシャークを見ることができるAポイントなどもありますが、ハンマーヘッドシャークの群れを探して泳ぐことが多いです。
中性浮力がしっかりとれていないと、前に進むためのフィンキックではなく、沈まないようにするためのフィンキックになってしまいます。
沈まないようにするためのフィンキックをしてしまうと、前に進むのではなく斜め上に進みつつ前に進むという無駄な動きが必要になってしまいます。
斜め上にキックすることで身体が縦になってしまい、水の抵抗が増えることになります。
水の抵抗が増えると前に進むのも遅くなり、エアーの減りもはやくなってしまいます。
チームから置いていかれてしまう。。という焦りからも不安になり呼吸があらくなりますので、中性浮力はとても大切なスキルです。

浮上がスムーズにできる
神子元でのダイビングはアベレージが深いです。
浮上速度を調整できないと減圧症になるリスクが高くなってしまいます。ドリフトダイビングは、浮上時もロープはありませんので、自分自身で中性浮力をとり急浮上しないように調整が必要です。
どうしても不安な場合はインストラクターの近くにいるようにし、急浮上しないように気を付けてもらいましょう。

NDL(No Decompression Limit)の管理ができる
NDL(No Decompression Limit)は、今いる水深にどのくらいいることができるかを示す時間(無限圧潜水時間)です。
深く潜れば潜るほどNDLは短くなりますし、1本目よりも2本目、3本目となったほうがNDLは短くなっていきます。
NDLの範囲内でダイビングをしないと、DECOとなり減圧停止が必要となってしまいます。
DECOが出てしまうと、長い安全停止(減圧停止)が必要となるので、チームにも迷惑がかかりますし、エアーの残が少ない場合かなりハラハラするので、ダイブコンピューターのチェックは頻繁にしましょう!

残圧の管理ができる
神子元は深度が深いのでアバレージが深いです。そして、泳ぐので通常のレジャーダイビングよりもエアーの減りが早くなります。
インストラクターにエアーの確認をされた時に、残圧系を見なくてもこたえることができるように、ダイブコンピューターと残圧系はいつもよりも頻繁にチェックするようにしましょう!

情報不足・慢心・思い込みを排除

林先生がテレビで話していた【負ける3条件】情報不足・慢心・思い込みはダイビングにも当てはまりますね。
神子元に行きたいけど、どういう海なのか情報を集めて、自分は大丈夫だろうという慢心は捨て、誰かが助けてくれたりするし何とかなるだろうという思い込みを排除することで、神子元でも安全潜水をすることができると思います(*^-^*)

セルフダイビング応援サイトにスキルチェックがありますので、そちらのスキルチェックで今の自分のスキルを確認することができるのでぜひ登録してスキルチェックしてみてください♪

スキルチェック | BuddyDive(バディダイブ)
BuddyDiveは、自己責任で潜るダイバーを応援する予約サイトです。自分の意思と海が向き合った瞬間、海に潜るということが、ただごとではないと肌で感じることでしょう。

焦らずスキルを付けてからの方が神子元の海を楽しめる!

インストラクターは一緒に潜るダイバーさんのレベルに合わせてガイドをしてくれます。
少しでも不安がある場合は、ゆっくり泳いでくれます。とにかく神子元に行きたいんだ!!ということなら、冬などに一度行って中層を泳ぐ練習や神子元の雰囲気を感じてからベストシーズンに行くと神子元を楽しむことができると思います!

神子元はどちらかというと軍隊のような(笑)他のダイビングポイントとはちょっと違う雰囲気があります。落ち着いていればできるスキルも焦ってしまいできないこともあります。

神子元ダイビング外洋でのダイビングになります。
陸などは見えない海の上でポーンと落とされますので、メンタルが弱いとチームについていくことも困難になります。

安全停止を終えて水面に出ると、エントリー前よりも天候が悪くなっていて波がかなり高い時もありました。船が見えないくらいの波の中水面で待っているときなどもありますので、緊張感を楽しめるようなメンタルで神子元に挑んでください(*^^*)

自分に合うダイビングサービス選びを!

神子元には複数のダイビングサービスがあります。
私がライセンスを取得した都市型ダイビングショップで神子元に行っているときは、正直神子元に対して怖いというイメージが強かったです。
というのも、ダイビングショップのインストラクターはほとんど目が合うことがなく、どんどん進んでしまうこともあったので、潜降で耳抜きが厳しいときはついていくのに必死でとても疲れたのを覚えています(;’∀’)メンバーにもよりますが、まったくブリーフィングをせずにダイビングをすることもあったので、不安を持ったままのダイビングをすることも多々。。

今は、神子元の現地ダイビングサービスを利用させてもらっています。
現地ダイビングサービスを利用するようになってから、神子元ダイビングのストレスが減りました。
とにかくダイビング中に目がよく合うのでアイコンタクトも頻繁にできるので安心です。

私以外のダイバー仲間も楽しそうにダイビングをしているので、現地のダイビングサービスにしてよかったです(*´▽`*)

神子元でダイビングをする際は、自分が安心できる要素が多いところで潜るようにすると更に楽しめます!
いつも一緒に潜っているダイバー仲間と神子元を潜るのが理想ですよね(*^^*)

今度、Jollyが初めて神子元でダイビングをした時のお話も書きます!

皆さんの神子元ダイビングが素敵なものになりますように♪

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