ダイビングを始めてぶつかる壁の一つに潜降がありました!元々Jollyは、海に顔をつけるのがそんなに得意ではなく、かなりのビビりなので海に入ることが怖かったのです(;^ω^)
ダイビングは潜降しないと始まらない!
ダイビングを初めてしばらくは、ダイビングの器材を背負って、エントリー口に行くまではいいのですが、水面で集合していざ潜降!!となると急に息が整わなくなる日々。
潜降は、BCDやドライスーツの空気を全て抜き、肺の空気も全て吐きゆっくり沈んでいくというもの。
私は耳抜きも苦手だったので、潜降中も何度も耳抜きをしていました。息を吸わないと耳抜きができないので、肺の中の空気を全て吐くことがなかなかできず。。
少し沈んでもまた浮いてしまう。。そんな日々でした( ;∀;)潜降できないと、すでに潜降できているダイバー仲間を待たせることになる。。焦るとさらに吐くことができずの繰り返し( ;∀;)
潜降しないと始まらないのに。。ダイビングを始めてしばらくはダイビング前から潜降できるか不安な日々を過ごしていました。
無理やり潜降すると耳が抜けにくくなる
とにかく皆んなに着いて行こうと無理やり耳抜きをして抜け切れていないのにそのまま潜った時、8mから先に潜ろうとすると鼻まで痛くなり潜れなくなりました。
その時は花粉症もあったので耳抜きがしにくい状況でしたが、無理して潜降しようとするのではなく、水面付近で並行して泳ぎながらしばらくチームに着いていく時もありました。
レスキューダイバー講習で意識が変わった
Jollyのダイバー仲間はアドバンス取得の後、レスキューダイバーになる人が多かったです。レスキューダイバーは名称でイメージすると他人をレスキューするイメージがありますが、セルフレスキューができるようになると考えると気が楽ですよね^_^
海の中では不安なことが起こるし、ちょっとしたストレスが事故に繋がるので、何かあった時でも大丈夫と思えるスキルを身につけるのは大切ですよね!
レスキューダイバーコースでは、事故者を探しに行くスキルがあり、急いで現場まで駆けつけるので潜降もモタモタしてるわけにはいきません!
潜降できるかなとか耳抜けるかなとか考えることなく、潜降しているうちに、耳抜きが中途半端でも対応できるようになりました!
不安を少しずつ取り払ったら潜降へのストレスがなくなってきた
Jollyが潜降へのストレスが減ってきたのは次のスキルが身についてからです。
- 少しの息でも耳抜きができる
- 耳が抜けない時は少し深度を上げて耳を抜いてから潜ることができる
- 水面からゆっくりと中性浮力を取りながら調整して潜れる
耳抜きの不安が減ってきたら呼吸も安定して肺の中の空気を吐けるようになりました。
最初の頃は耳抜きも思い切り空気を入れるんだーって感じでやってましたが、少しずつゆっくり落ち着いてやれば抜けるし、調子悪かったら事前に周りに伝えておけばいい。
仮にロストしても落ち着いてエキジットすれば何も問題はない。
自分の中でのタラレバを増やしていったらエントリー前の緊張が薄くなっていきました。
スムーズに潜降するには!
ビーチダイビングでもボートダイビングでも水面で集合してから潜降のサインを出し合って潜降することが多いですが、その時に呼吸が整って更に水面で耳抜きをしてみると安心です。
ブイのところまで泳ぐと息が上がってしまいます。自分のペースで呼吸を整えてからエントリーしないと、息が上がって潜降できない場合もあるので、エントリー前に呼吸を整えるのがとても大切です!
私はブイまで泳ぐ時に数回耳抜きをしてみます。その時にできていれば潜降の時も落ち着いて耳抜きできます。
タンクから潜降してみる
基本的な潜降のポイントは以下になります。
- フィートファーストで足から潜降する
- 前かがみになりタンクの重みで沈む
- 足をバタバタさせない
- 目線を潜降していく先にする
- 潜降していく方向に生物が居ないか確認する
潜降が苦手な人にありがちなのが、足をバタバタしていることです。バランスを取ろうとして足を動かすと、結果フィンで蹴ってしまっているので浮いてしまいますので、どうしても足が動いてしまう方は膝を曲げて潜降するとバタバタさせずに潜降する事ができます。
潜降する時に沈みやすくなる方法として、背中にあるタンクから潜降するパターンもあります。
これは、神子元など深度がある場所で潜降する場合に有効です!水面で集合し潜降する際に、仰向けになりタンクから潜降します。2mほど沈むので、耳を抜きながら潜降します。
2mほど沈んだら、くるっと回転して下を向きます。この時に、フィートファーストで前かがみの体制になれると更にいいです!
水面から2〜3m程沈むのに苦戦するので、そこだけタンクを下にしてタンク側から潜降するイメージです。
腹ばいになって潜降のスピード調整する
ダイビングで泳ぐ時はトリムの姿勢を取りましょうと教わりますが、その姿勢をして潜降のスピードを調整します。トリムの姿勢をすると水にあたる面積が増えるので縦に潜降していくよりもスピードが遅くなります。
急な深度の変更で耳抜きが追い抜かなくなるのを調整することができます。
私は腹ばい潜降で耳抜きしながら、時にはチームと並行して進みながらゆっくり降りていくこともあります。
まとめ
ダイビングはまず潜降して水中に行くことから始まります。
潜降や耳抜きは最初にぶつかるテーマであったりしますが、こうきたらこうするという引き出しを自分で持つようにするとすんなり潜降することができます。
最も大切なのはリラックスすることなので、呼吸を整えたり、緊張をほぐすことを第一に考えて、無理はせずにダイビングを楽しんでください^_^
耳抜きが苦手でビビりな私でも、今ではそれほど耳抜きに苦労することなくダイビングを楽しめています!
皆さんのダイビング人生が豊かなものになりますように(⌒▽⌒)